
10,000マイルがあれば何ができるの?
できれば特典航空券と交換したいな!
今回はこういった要望に応えます。
10,000マイルというキリの良い数字。
マイラー初心者の方にとっては、10,000マイルは大きな壁を越えたところであり、どんな使い方ができるか気になることでしょう。
そんな10,000マイルで何ができるのか。
ざっと挙げてみると、以下の通りです。
- 国内線の特典航空券と交換
- ANAスカイコインと交換
- 各種ポイントと交換
なんと国内線の特典航空券との交換が可能。
どこまでの特典航空券と交換できるのか気になりますね。
ANAスカイコインや各種ポイントと交換することもできますが、お得度では特典航空券に劣ってしまうため、本記事では割愛させて頂きます。
ということで今回は、10,000マイルでゲットできる特典航空券を解説してきます。
- 10,000マイルで交換できる特典航空券の区間が分かる
- マイルの有効期限を延長させる裏ワザ「メトロ返し」が分かる
10,000マイルを貯める大変さ


10,000マイルとは、どれほど頑張れば貯まるのでしょうか。
クレジットカードで貯めてきた方なら、10,000マイルまで貯めるのに、多くの決済と時間がかかったことでしょう。
例えばマイル還元率1%のクレジットカードの場合、10,000マイルまで貯めるには100万円の決済が必要です。
マイル還元率が1.35%であるANA VISA ワイドゴールドカードを利用しても、約74万円の決済をすることで、ようやく10,000マイルに到達します。



クレジットカードだけでマイルを貯めるのは大変!
もしあなたが、カードの入会キャンペーンで爆発的にマイルをゲットしたり、ポイントサイトの利用をしたりで貯めたなら、あっという間に貯まることでしょう。
そんな一生懸命に貯めてきた10,000マイルをどう有効活用できるのか、以下で解説していきます。
10,000マイルで各都市からどこまで行ける?


10,000マイルで各都市からどこまで行けるのか紹介していきます。
残念ながら10,000マイルで交換できる特典航空券は国内のみ。
海外の特典航空券は12,000マイルからなので、もう少し頑張りが必要ですね。
それでは国内線で行ける場所を確認していきましょう。
国内線の特典航空券【往復】
国内線はローシーズン(閑散期)かつ、以下の区間であれば、往復の特典航空券がゲットできます。
出発地 | 目的地 |
東京 | 秋田、庄内、仙台、新潟、八丈島、富山、小松、能登、名古屋、大阪 |
大阪 | 萩・石見、松山、高知、福岡、大分、熊本、宮崎 |
名古屋 | 東京、新潟、松山 |
札幌 | 利尻、稚内、女満別、根室中標津、オホーツク紋別、釧路、函館、青森、秋田 |
仙台 | 仙台 小松 |
福岡 | 福岡 対馬、五島福江、宮崎 |
長崎 | 長崎 壱岐、五島福江、対馬 |
沖縄 | 沖縄、宮古、石垣 |
東京から大阪や名古屋へ行くのであれば、新幹線の方が早くて安いため、残念ながらお得感は薄いです。
他の地域においても、飛行機ではなく新幹線等の交通機関を利用した方が、便利な場合が多い印象。



個人的には東京から八丈島に行けるのが魅力的かな!
東京から八丈島のように、陸続きではないところに行くのがオススメです。
国内線の特典航空券【片道】
片道の特典航空券であれば、だいぶ自由が広がります。
ハイシーズン(繁忙期)以外であれば、以下の区間で交換することができます。
出発地 | 目的地 |
東京 | 札幌、沖縄、石垣、宮古 |
大阪 | 札幌、沖縄、石垣、宮古 |
名古屋 | 札幌、沖縄、石垣、宮古 |
札幌 | 福岡、沖縄 |
沖縄 | 仙台、新潟 |
東京・大阪・名古屋の主要3都市からであれば、北海道から沖縄、さらには宮古や石垣まで行くことができますね!
札幌⇔沖縄間も、片道であれば特典航空券がゲットできます。
つまり10,000マイルあれば、日本全国のほとんどの場所まで行けそうですね。
今週のトクたびマイルもチェックしよう
ANAでは対象期間中、通常の必要マイル数よりも少ないマイルで特典航空券と交換できるサービスがあります。
その名も、「今週のトクたびマイル」といいます。
今週のトクたびマイルは、毎週対象路線が更新されて、搭乗日の直前に予約を取ることができます。
週末の予定が空いてるときに、サッとお値打ちに予約して、飛行機の旅ができるのは嬉しいですね!
対象路線は、毎週火曜日の午前12時に発表されます。
予約開始は水曜日の午前0時からです。
気になる方はチェックしましょう。
もう少し頑張れば海外にも行ける
12,000マイルあれば、海外の特典航空券と交換することができます。
出発地 | 目的地 | 備考 |
日本 | 韓国、ウラジオストク | Zone2 |
行ける国は韓国とウラジオストクの2つです。(ローシーズン限定)
ローシーズンであっても、韓国やウラジオストクであれば、週末に気軽に行くことができそうですよね。
まとめ


ANAマイル10,000マイルを使う方法を紹介してきました。
10,000マイルでは国内線の航空券と交換するのには、やや不足気味です。
でも条件次第では可能ですね。
12,000マイルで海外まで行くことができるので、もう一頑張りして海外旅行まで到達するのも良いでしょう。