
ANAアメックスは入会キャンペーンで大量のマイルが貯められるみたいだけど、本当にお得なのかな?
今回はこういった疑問に答えます。
ANAアメックスカード(ANAアメリカン・エキスプレス・カード)、ANAアメックスゴールドカード(ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカード)は、大量マイルが獲得できるキャンペーンを開催していますよね。
本記事に辿りついた人の中には、空港でANAアメックスの勧誘を受けて、このキャンペーンが気になっている方もいることでしょう。



僕もANAマイルとの出会いはANAアメックスカードの勧誘が始まりだった!
そんなあなたに、現在行われている入会キャンペーンが本当にお得なのか、カード自体の魅力はどうなのか解説していきます。
- ANAアメックスカードの入会キャンペーン内容がお得か分かる
- ANAアメックスカードの魅力とお得な発行方法が分かる
- 一般カードとゴールドカードのどちらがおすすめなのか分かる
【2020年10月】ANAアメックスカードの入会キャンペーン内容


2020年10月現在、アメリカン・エキスプレスでは以下のキャンペーンが開催されています。
ANAアメックスゴールドカード…入会後3ヶ月以内のカードご利用で合計20,000マイル相当獲得
ANAアメックスカード…入会後3ヶ月以内のカードご利用で合計10,000マイル相当獲得
獲得マイルの内訳は以下の通りです。
項目 | ANAアメックス | ANAアメックスゴールド |
---|---|---|
入会ボーナス | 1,000マイル | 2,000マイル |
1万円のカード利用ボーナス | 500ポイント | 1,000ポイント |
10万円のカード利用ボーナス | 1,500ポイント | 4,000ポイント |
30万円のカード利用ボーナス | 4000ポイント | 10,000ポイント |
通常利用ポイント【100円=1ポイント】 | 3,000ポイント(最大) | 3,000ポイント(最大) |
合計 | 10,000ポイント | 20,000ポイント |
一覧では、「マイル」と「ポイント」と2種類の表記があります。
「マイル」はANAから貰える分で、「ポイント」はアメックスから貰える分です。



アメックスのポイントは、1ポイント=1マイルで交換できるよ!
更に加えて、ANAカード入会キャンペーン2020も開催されていて、ANAアメックスカードなら8,000マイル、ANAアメックスゴールドカードなら11,000マイルが獲得できます。
要するに、ANAアメックスカードなら最大で18,000マイル、ANAアメックスゴールドカードなら最大31,000マイルが獲得できます。
さあここで気になるのが、過去のキャンペーン比べてお得なのかどうか。
2020年6月頃は以下の内容でした。
項目 | ANAアメックス | ANAアメックスゴールド |
---|---|---|
入会ボーナス | 1,000マイル | 2,000マイル |
10万円のカード利用ボーナス | 2,000ポイント | 4,000ポイント |
30万円のカード利用ボーナス | 4,000ポイント | 8,000ポイント |
70万円のカード利用ボーナス | 21,000ポイント | 34,000ポイント |
通常利用ポイント【100円=1ポイント】 | 7,000ポイント(最大) | 7,000ポイント(最大) |
合計 | 35,000ポイント(マイル) | 55,000ポイント(マイル) |
合計の獲得マイルを見ると、ガッカリしてしまうでしょう。
でも実際のところ、あなたは3ヶ月以内に70万円ものカード決済を行いますか?
大きな旅行でもない限り、なかなか普通のサラリーマン家庭では、決済が難しい金額だと思います。



30万円のカード決済で貰えるマイル数に大きな差は無いね!
大金を決済する予定が無ければ、今アメックスカードを発行しても、6月時点と同じぐらいお得と言えるでしょう。
ANAアメックスカードって何?


ここからは、カードの内容について解説していきます。
そもそもANAアメックスカードとは何でしょうか。
ANAアメックスカードとは、アメリカン・エキスプレス社が発行する、ANAとの提携カードです。



アメリカン・エキスプレスといえば、ステータス性の高いカードとしても有名!
特にANAアメックスカードは、アメリカン・エキスプレスとANAの両方のサービスの恩恵を得られるカード。
他のANAカードと比較しても、旅行者にとって嬉しいサービスを色々提供しているので、旅行好きは必ずチェックすべきカードですよ。
ANAアメックスカードの魅力【5選】


ANAアメックスカードの魅力について紹介します。
他のANAカードと同じく、入会・継続ボーナスマイルが貰えたり、フライトでボーナスマイルが貰えたりすることはもちろん、他にもピックアップしたい内容が盛りだくさん。
主な魅力は以下の通りです。
- ANAマイルの有効期限を実質無期限にできる
- 入会キャンペーンで爆発的にマイルが貯まる
- カードラウンジは同伴者1名まで無料
- 空港で手荷物を2個まで預けられ、家まで宅配もしてくれる
- ApplePay・モバイルSuicaと連携できる
順番に解説していきます。
ANAマイルの有効期限を実質無期限にできる
ANAアメックスカードの決済で貯まるのはアメックスのポイント。
アメックスポイントは、メンバーシップ・リワード・プラスに登録することで期限を無期限で貯め続けることができて、1ポイント=1マイルでANAマイルに交換できます。
つまりポイントを貯め続け、好きなタイミングでANAマイルに交換すれば良いので、有効期限は実質無期限といえるでしょう。
他にも有効期限を延長する方法がありますが、無期限にできてマイル還元率が高いのがアメックスカードです。
入会キャンペーンで爆発的にマイルが貯まる
上述しましたが、ANAアメックスカードは日頃から大規模な入会キャンペーンを行っています。
JCBカードも大きなキャンペーンを行っていることもありますが、有効期限を無期限にできるカードはアメックスだけ。
3ヶ月以内のカード利用額に応じてポイントが貰える仕組みなので、大きな出費を控えているときにANAアメックスカードを発行するのがおすすめです。
カードラウンジは同伴者1名まで無料
他のANAカードでは保有者本人だけしかカードラウンジに入れませんが、アメックスは同伴者1名まで入ることができます。
友達と一緒に入ったり、夫婦で入ったりなど、カードを持っていない人と一緒に出かける際に、遠慮してラウンジに入り損ねることが無くなりますね。
空港で手荷物を2個まで預けられ、家まで宅配もしてくれる
空港でチェックイン前の待ち時間などに食事に行こうとすると、スーツケースや手荷物が邪魔になってしまうことがありますよね。
そんな時に役立つのが「空港クロークサービス」。
空港内の手荷物預かり所で荷物を2個まで無料で預かってくれます。



友人や家族で行った時に、同伴者の分も預けられる!
また、海外からの帰国時に、家までスーツケースを運ぶのって大変ですよね。
ANAアメックスカードには「手荷物無料宅配サービス」があります。
海外からの帰国時に、空港から自宅までスーツケース1個を無料で配送してもらえます!
帰りに重たいスーツケースを運ぶのが省けて、疲労の軽減にもなります。
ApplePay・モバイルSuicaと連携できる
使えない場所が多いと言われるアメックスですが、Apple PayやモバイルSuicaへの登録ができます。
iD(Apple Pay)やモバイルSuicaが利用できるので、一瞬でタッチ決済&電車の改札口もスラスラと通れるように。



ANAアメックスでのSuicaチャージはポイント還元の対象外なので注意!
ANAアメックスのダメな点


魅力的な点が多いANAアメックスですが、デメリットもあります。
- 年会費が高い
- 付与されるポイントは端数が切り捨てられる
- 使えない場所が多く、サブカードが必要
順番に解説していきます。
年会費が高い
ANAアメックスカードは年会費が高いのがデメリット。
一般カード・ゴールドカードの年会費は以下の通りです。
項目 | ANAアメックス | ANAアメックスゴールド |
---|---|---|
年会費 | 7,700円/年 | 34,100円/年 |
メンバーシップ・リワード・プラス | 6,600円/年 | 無料 |
合計 | 14,300円/年 | 34,100円/年 |
一般カードであるANAアメックスでも14,300円/年、ゴールドカードは34,100円/年と、かなり高額です。
ANA VISA ワイドゴールドカードでも10,450円/年なので、かなり割高といえるでしょう。
>>ANA VISA ワイドゴールドの内容とお得な発行方法を紹介
上述したメリットを踏まえて、本当に必要な特典かどうか見極めてから発行するように。
付与されるポイントは端数が切り捨てられる
ANAアメックスカードは、決済ごとにポイントが付与されます。毎月の請求時にまとめてポイントが決まるタイプではありません。
つまり、199円の決済をする際は1ポイントのみが付与され、残りの99円分は切り捨てられてしまいます。
使えない場所が多く、サブカードが必要
アメックスはJCBと提携しているため、日本国内では使える場所が比較的多いですが、VISAやMASTERには及びません。



海外においては、ほとんど使えないと思っておこう(泣)
マイルを貯める機会の損失を少なくするために、他にマイルが溜まるカードを1枚用意しておくと良いでしょう。
一般カードとゴールドカードどちらを発行すべき?


一般カードであるANAアメックスと、ANAアメックスゴールドのどちらを発行すべきなのか。
まずは、スペックを比較しましょう。
ANAアメックス | ANAアメックスゴールド | |
年会費 | 7,700円/年 | 34100円/年 |
家族カード | 2750円/年 | 17,050円/年 |
マイル移行手数料 (メンバーシップ・リワード・プラス) | 6,600円/年 | 無料 |
ポイント有効期限 | 3年間 (マイル移行手数料払えば無期限) | 無期限 |
ANAマイル還元率 | 1.0% | 1.0% |
入会ボーナスマイル | 1,000マイル | 2,000マイル |
継続ボーナスマイル | 1,000マイル | 2,000マイル |
フライトボーナスマイル | 10% | 25% |
空港ラウンジ | 〇 | 〇 |
ビジネスカウンターチェックイン | × | 〇 |
空港送迎サービス | なし | あり |
海外旅行保険 | 最高3,000万円 | 最高1億円 |
年会費以外は、ゴールドの方が豪華な圧倒的に優位ですね。
ANAアメックスカードがおすすめな人は以下になります。
- 年会費をなるべく抑えながらも、マイルを無期限に貯めたい人
- 空港ラウンジで同伴者と一緒に利用したい人
- ANAの飛行機にはあまり乗らない人
一方、ゴールドがおすすめな人は以下になります。
- ANAの飛行機に頻繁に乗る人
- アメックスの入会キャンペーンで、できるだけ多くのマイルを獲得したい人
- 充実した海外旅行保険やビジネスカウンターチェックインなど、安心してスムーズに旅を楽しみたい人
ANAアメックスをもっとお得に発行しよう


入会キャンペーンを利用するだけでもお得ですが、せっかくANAカードを発行するなら、紹介制度を利用しましょう。
ANAの紹介制度を利用すれば、ANAアメックスで500マイル、ゴールドで2,000マイルも上乗せで貰えます。
もし周りに紹介してくれる友人・知人がいない場合は、筆者が紹介しますので、以下の記事を参考にしてください。
まとめ


ANAマイルの有効期限は3年と決められているため、なかなかマイルを貯められなかった人もいることでしょう。
でも、ANAアメックスカードであれば、期限を気にせずにどんどん貯められるのは嬉しいですね。
入会キャンペーンや紹介などを利用して、なるべく多くのマイルを獲得しつつカードを発行しましょう。