
TOKYUルートが使えるカードらしいけど、どんなメリットがあるのかな?オススメの発行方法も教えてほしい!
今回はこういった要望に応えます。
ANA TOKYUカード(ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード)は、陸マイラー活動をするにあたって、必携カードといえる1枚です。
なぜなら、ポイントサイトのポイントを交換率75%でANAマイルに交換できるから。
ANA TOKYUカードを発行すると、どんなメリット・デメリットがあるのか。
また、お得な発行方法について詳しく解説していきます。
※2022年3月末をもちまして、ドットマネーからTOKYU POINTへの交換ができなくなります。これに伴い、TOKYUルートは閉鎖されます。お得に交換したい方はお早めに。
- ANA TOKYUカードのメリット・デメリットが分かる
- ANA TOKYUカードをお得に発行する方法が分かる
ANA TOKYUカードのメリット・デメリット


まずはTOKYU ANAカードのスペックについて、以下に一覧でまとめました。
発行会社 | 三井住友カード |
国際ブランド | Mastercard |
カードの機能 | クレジットカード、ANAマイル、TOKYU POINT、PASMO、定期券 |
追加サービス | 銀聯カード、Pitapa、ETC、iD |
年会費 | 2,200円 (税込) ※初年度無料 |
割引後の年会費 | 826円(税込) (WEB明細・マイ・ペイすリボで年1回以上のリボ手数料の支払い) |
マイル還元率 | 200円=1マイル or 2マイル |
マイル還元率 | 0.5%~1% |
10マイルコース登録 | 6,600円(税込) |
入会ボーナスマイル | 1,000マイル |
継続ボーナスマイル | 1,000マイル |
フライトボーナス | 10%アップ |
注目すべきメリット・デメリットをピックアップしていきます。
- 多彩な機能が搭載された万能カード
- 割引後の年会費が826円で安い
- 入会・継続ボーナスマイルが1,000マイルもらえる
- ポイントサイトからのマイル交換率75%!TOKYUルートが利用できるように
- 海外旅行保険内容が物足りない
- 2倍ポイントコース登録(年6,600円)の出費が痛い
順番に解説していきます。
メリット① 多彩な機能が搭載された万能カード
ANA TOKYUカードは、クレジットカード、ANAマイル、TOKYU POINT、PASMO、定期券、さらにはETCやiDまで利用可能。
PASMOは首都圏での電車だけでなくSuicaエリアでも対応しているので、全国各地で使えます。
しかも国際ブランドがMastercardなので、海外でも使える場所が非常に多くて安心。
非常に利便性が高いので、普段使いのカードはANA TOKYUカード1枚でも十分といえるでしょう。
メリット② 割引後の年会費が826円で安い
ANA TOKYUカードの通常の年会費は2,200円(税込)です。
でも年会費の割引制度を利用すれば、最大割引で年会費826円まで抑えることができます。
割引の条件は、
マイ・ペイすリボに登録して、年1回以上のリボ払い手数料を支払う
といった内容です。
「リボ払い」と聞くと、高い金利を支払いそうで抵抗がある方もいるでしょう。
でも「毎月の支払額=カード限度額」に設定できるので、実際はリボ手数料を毎月支払う必要はありません。
ただし、年に1回以上はリボ手数料の支払いが必要なので、ひと月は以下の設定をしておきましょう。
【リボによる月の支払額:3万円、自分が使用したカード利用額:10万円の場合】
毎月の支払い額を設定します。
自分が実際に利用する金額未満になるように、万単位で金額を設定しましょう。
今回の例では3万円とします。
ANA東急カードは毎月15日締めで、25日頃に利用額確定メールが登録アドレスに送られてきます。
金額を確認して、カード管理ページ「V-Pass」にログインしましょう。
V-Passから「臨時増額の申込」を行いましょう。
3万円支払うところを千円単位で増額して、99,000円の支払いに変更します。
すると100,000円-99,000円=1,000円に対するリボ手数料が発生。(手数料は数円程度)
以上で、次月の請求額にリボ手数料が発生し、年会費の割引条件を達成です。
注意すべきことは2点あります。
- 「臨時増額の申し込み」を忘れないこと。
-
臨時増額の申し込みを忘れてしまうと、仮に 「支払設定額=3万円、カード利用額=10万円」の場合、 翌月に10万円-3万円=7万円に対するリボ手数料が発生してしまいます。
わた25日頃に請求額の確定メールが来たら、すぐに臨時増額を申し込むように!
- 「毎月のリボ支払い額を増やしすぎない」こと。
-
リボ支払い額が利用額を上回ると、翌月のリボ手数料が0円に。
すると条件未達となって、年会費割引の対象から外されてしまいます。
難しい内容の説明をしてきましたが、リボ手数料の設定が面倒であれば、WEB明細の申込だけもお忘れなく。
WEB明細にするだけで、年会費を1650円(550円割引)にできます。
メリット③ 入会・継続ボーナスマイルが1,000マイルもらえる
カードの入会・継続でボーナスマイルが貰えるのは、ANA系カードの定番サービスです。
年会費を826円支払って1000マイルが貰えるなら、年会費は実質無料といえるでしょう。
一般的に1,000マイル=2,000円分の価値があるので、ANA東急カードは持っていて損はありません。
メリット④ ポイントサイトからのマイル交換率75%!TOKYUルートが利用できるように
ようやく最後のメリットとして紹介するのがTOKYUルート。
ANA TOKYUカードがあれば、ポイントサイトで貯めたポイントを「TOKYUルート」に乗せて、交換率75%でANAマイルに交換できます。


各ポイントサイトからANAマイルに交換する途中で、TOKYUPOINTを通過する必要があります。
そして、TOKYUPOINTを扱うために必須なのがANA TOKYUカード。
例えばポイントサイトから10,000ポイントを交換する場合、ANAマイルに7,500マイルで交換できます。
数あるマイルへの交換ルートの中で、もっともマイル還元率が高いのがTOKYUルートなので、陸マイラーの注目が集まることも当然でしょう。
デメリット① 海外旅行保険内容が物足りない
ANA TOKYUカードの海外旅行傷害保険の内容は以下の通りです。
海外旅行傷害保険 | 最高補償額 |
---|---|
傷害死亡 | 1,000万円 |
後遺障害 | 40~1,000万円 |
傷害・疫病治療費用 | – |
賠償責任 | – |
携行品被害 | – |
救援者費用 | 100万円 |
ハッキリ言って内容は物足りません。



海外で病気になったり、荷物が壊れてしまっても、何の保証もなし!
ただし、海外旅行傷害保険は嬉しいことに自動付帯です。
他のカードと組み合わせて、保険内容を充実させるのが良いでしょう。
デメリット② 2倍ポイントコース登録(年6,600円)の出費が痛い
ANA TOKYUカードの通常のマイル還元率は200円=1マイル(0.5%)ですが、2倍コースに登録すると、200円=2マイル(1.0%)に上昇させることができます。
ただし2倍コースに申し込むには、年6,600円の出費が必要。
すると、TOKYU ANAカードは一般カードにも関わらず、年間7,000円以上のコストがかかってしまいます。



ANA VISAワイドゴールドなら、はじめから2倍コースで、割引後年会費が10,450円!
ANAゴールドカードとの差が埋まってしまうので、ANA TOKYUカードをメインカードとして利用したい人だけが登録するべきでしょう。
ANA TOKYUカードをお得に発行する方法


次にANA TOKYUカードをお得に発行する方法を解説します。
お得に発行するには、以下の3つを行いましょう。
- マイ友プログラムを利用
- ポイントサイトを経由する
- ANAのキャンペーンを利用する
順番に解説していきます。
①マイ友プログラムを利用
マイ友プログラムとは、ANAの友達紹介プログラムのことです。
カード発行前に事前登録をすることで、入会者・紹介者ともにマイルがプレゼントされます。
ANA TOKYUカードなら500マイル貰えるので、忘れずに登録をしておきましょう。
>>ANAカードのマイ友プログラム紹介番号教えます!【マニュアル有】
②ポイントサイトを経由する
ANA TOKYUカードはポイントサイトに案件が掲載されていることがあります。
2021年6月現在、案件は掲載されていません。
③ANAのキャンペーンを利用する
2021年6月4日現在、以下のキャンペーンが行われています。
ANA一般カード入会で、最大12,000マイルGET!
内訳は以下の通りです。
- 通常の入会特典で1,000マイルプレゼント
- ANAグループ運航便に1回以上の搭乗で1,000マイルプレゼント
- 対象期間中に60万円以上クレジット決済すると10,000マイルをプレゼント
さらに加えて、通常の入会特典を合わせて9,000マイルを獲得できます。
対象条件はANAの公式ページに詳しく書かれているので、必ずチェックしましょう。
>>ANA公式ページ「ANAカード入会キャンペーン2021」
まとめ


ANA TOKYUカード(ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード)のメリットやデメリット、お得な発行方法について解説してきました。
冒頭でもいいましたが、陸マイラー活動をするにあたって、必携カードといえる1枚です。
あなたがもし本気でマイルを貯めたいなら、必ず発行しておきましょう。