
ANA VISA ワイドゴールドカードの内容と、お得な発行方法を教えてほしい!
今回はこういった要望に応えます。
ANA VISA ワイドゴールドカードは、ANAカードの中でもマイル還元率が高く、年会費の割引制度があってお得なカードです。
年会費の割引制度を利用すれば、他のANA一般カードでマイル移行手数料を支払って使うよりも、魅力的なカードに思えるはず。
そんなANA VISA ワイドゴールドカードはどんなサービス内容なのか、またお得な発行方法の手順についても解説していきます。
- ANA VISA ワイドゴールドカードのサービス内容が分かる
- 年会費の割引制度が分かる
- ANA VISA ワイドゴールドカードをお得に発行する手順が分かる
ANA VISA ワイドゴールドカードのサービス内容


ANA VISA ワイドゴールドカードの基本スペックと、注目すべきサービス内容は以下になります。
発行会社 | 三井住友カード |
国際ブランド | VISA |
カードの機能 | クレジットカード、ANAマイル |
追加サービス | iD、楽天Edy |
年会費 | 15,400円 (税込) |
割引後の年会費 | 10,450円(税込) (WEB明細・マイ・ペイすリボで年1回以上のリボ手数料の支払い) |
マイル還元率 | 200円= 2マイル |
マイル還元率 | 1%~1.30% |
入会ボーナスマイル | 2,000マイル |
継続ボーナスマイル | 2,000マイル |
フライトボーナス | 25%アップ |
- 入会・継続でボーナスマイル2,000マイルプレゼント
- 最大マイル還元率1.30%(通常1.00%)
- フライトマイルが25%アップ
- 充実した海外・国内旅行傷害保険【しかも自動付帯】
- 空港ラウンジサービス
- ビジネスクラス専用カウンターでチェックインできる
ゴールドカードなだけあって、ANAの一般カードに比べて特典が非常に豊富です。
それでは、注目すべきサービス内容の詳細を確認していきます。
入会・継続でボーナスマイル2,000マイルプレゼント
ANA VISA ワイドゴールドカードは入会時と継続時に2,000マイルがプレゼントされます。
ANA一般カードだと、どちらも1,000マイルなので、ちょうど2倍。
1マイル=2円の価値だとすると、毎年4,000円分のボーナスがもらえるので、とっても嬉しい特典ですね。
最大マイル還元率1.30%(通常1.00%)
陸マイラーが一番気になるマイル還元率も、非常に高いといえます。
通常は1.00%ですが、マイ・ペイすリボで手数料を発生させれば、なんと最大マイル還元率は1.30%。



手続きが面倒だけど、年会費の割引サービスも受けられるし、是非チャレンジしたい!
マイ・ペイすリボの設定方法は後述します。
フライトマイルが25%アップ
ANAの航空券を購入すると、通常もらえるマイルに加えて、さらに25%分のマイルがプレゼントされます。



ANAの一般カードでは10%なので、なんと2.5倍。
あなたがもし、出張や頻繁に旅行に行くなら、ANA一般カードではなくゴールドの方が遥かにお得です。
筆者のように、年に数回しか飛行機に乗らない人でも、ANA一般カードとの差はほとんど無くなるといえるでしょう。
充実した海外・国内旅行傷害保険【しかも自動付帯】
海外・国内旅行保険は以下の通りです。
項目 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 5,000万円 |
傷害治療費用 | 150万円 |
疫病治療費用 | 150万円 |
賠償責任 | 3,000万円 |
携行品損害 | 50万円 |
救援者費用 | 100万円 |
項目 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 5,000万円 |
入院保険金日額 | 5,000円 |
通院保険金日額 | 2,000円 |
手術保険金 | 20万円 |
ゴールドカードなので、なかなか充実した保険内容になります。
国内航空便については、以下の保険もあるので同じくチェックしておきましょう。
項目 | 保険金額 |
---|---|
死亡の場合 | 5,000万円 |
後遺障害の場合 | 150~5,000万円 |
入院日額 | 10,000円 |
通院日額 | 2,000円 |
手術費用 | 10~40万円 |
項目 | 保険金額 |
---|---|
乗継遅延費用 | 2万円 |
出航遅延・欠航・搭乗不能費用 | 1万円 |
手荷物遅延 | 1万円 |
手荷物紛失 | 2万円 |
空港ラウンジサービス
国内の主要空港やハワイにあるラウンジを無料で利用することができます。
出発前の時間はカフェに入って休憩しがちですが、ラウンジでスマホを充電しながらドリンクやお菓子を食べられます。



出発時だけでなく、空港到着時にも利用できることを覚えておこう!
ただし、入れるのはカードラウンジのみです。
さらに格上のANAラウンジには入れないので注意。
ビジネスクラス専用カウンターでチェックインできる
ANA VISAワイドゴールドカードを持っていれば、ビジネスクラス専用カウンターが利用できます。
ANA国際線のエコノミークラスを利用できるので、カウンターでの行列に並ばなくてもチェックインが済ませられます。



ちょっとした優越感に浸れるね!(笑)
通常のカウンターよりも早くチェックインを済ませて、空港ラウンジでゆっくりとした時間を過ごしましょう。
ANA VISA ワイドゴールドカードの年会費の割引制度


続いては気になるANA VISA ワイドゴールドカードの年会費割引制度について紹介します。
以下の条件を満たすことで、それぞれ通常年会費15,400円から割引を受けることができます。
- WEB明細書サービスへの登録で1,100円割引
- マイ・ペイすリボ申し込み+年1回以上リボ払い手数料支払いで3,850円割引
つまり、2つの割引サービスで最大4,950円が割引されます。
ANA VISAワイドゴールドカードの年会費は最安で15,400-4,950=10,450円(税込)になるのです。
それでは具体的にどうやって設定をすれば良いのか。
順番に解説していきます。
WEB明細サービスへの登録で1,100円割引
WEB明細サービスとは、紙で郵送で送られてくる明細書の代わりに、次回支払い金額の確定をメールでお知らせして、WEBで明細を確認するサービスです。



今までクレジットカードの明細は紙でしか受け取ってないから、ちょっと不安…
そんなあなたでも大丈夫です。
紙の明細だと月に1回しか利用状況が確認できませんが、スマートフォンにV-Passというアプリをインストールすれば、いつでも確認できて便利。
紙で確認するよりも安心してカードを利用できます。
2020年9月26日より、紙の明細書を郵送するために1通あたり99円の負担が加わったので、紙で申し込んでは損です。
WEB明細サービスの利用は必須ともいえるでしょう。
マイ・ペイすリボ申し込み+年1回以上リボ払い手数料支払いで3,850円割引
年会費を3,850円も割引にして、支払い額の0.3%分のマイルを加算してくれるマイ・ペイすリボ。
マイ・ペイすリボとは年率15%のリボ払いのサービスになります。
リボ払いと聞くと抵抗がある方が多いでしょう。
でも正しい手順を行えば、数円~数十円程度のリボ手数料で済みますよ。
以下に手順を解説します。
【リボによる月の支払額:3万円、自分が使用したカード利用額:10万円の場合】
毎月の支払い額を設定します。
自分が実際に利用する金額未満になるように、万単位で金額を設定しましょう。
今回の例では3万円とします。
ANA東急カードは毎月15日締めで、25日頃に利用額確定メールが登録アドレスに送られてきます。
金額を確認して、カード管理ページ「V-Pass」にログインしましょう。
V-Passから「臨時増額の申込」を行いましょう。
3万円支払うところを千円単位で増額して、99,000円の支払いに変更します。
すると100,000円-99,000円=1,000円に対するリボ手数料が発生。(手数料は数円~数十円程度)
以上で、次月の請求額にリボ手数料が発生し、年会費の割引条件を達成です。
注意すべきことが2点あります。
注意1:臨時増額の申し込みを忘れないこと
臨時増額の申し込みを忘れてしまうと、仮に 「支払設定額=3万円、カード利用額=10万円」の場合、 翌月に10万円-3万円=7万円に対するリボ手数料が発生してしまいます。
25日頃に請求額の確定メールが来たら、すぐにでも臨時増額を申し込みましょう。
注意2:毎月のリボ支払い額を増やしすぎないこと
リボ支払い額が利用額を上回ると、翌月のリボ手数料が0円になってしまいます。
自分が利用する最低ラインの金額を設定しましょう。
ANA VISA ワイドゴールドカードの発行手順


以上のことを踏まえて、ANA VISAワイドゴールドカードをオトクに発行する手順を解説していきます。
手順を誤ると、せっかくのお得なチャンスを逃してしまうので間違えないように。
発行までは以下の3つのステップで成り立っています。
- ANAマイ友プログラムから事前登録
- ポイントサイトを確認・広告利用
- 三井住友の公式ページからカードを発行
順番に解説していきます。
ANA VISAワイドゴールドカードを発行する際には、ANAの紹介制度「マイ友プログラム」を利用することができます。
マイ友プログラムは、カード発行前に事前登録をすることで、入会者・紹介者ともにマイルがプレゼントされます。
ANA VISA ワイドゴールドカードでは、マイ友利用で入会者が2,000マイルもらえます。
忘れずに登録をしておきましょう。
2021年6月3日現在、ポイントサイトへの掲載はありません。
ANA VISA ワイドゴールドカードの案件を検索します。(サンプルはハピタス)


ポイント獲得条件を確認して、ポイント対象に含まれているか確認します。問題なければ「ポイントを貯める」をクリック。


三井住友のページへ移動したら、ステップ2は完了です。


いよいよカード発行の手続きになります。ANAワイドゴールドカードを選択します。


「ワイドゴールドカードのお申込み」をクリック。


カードの申込フォームになります。


WEB明細書とマイ・ペイすリボの設定は忘れずに。
必要事項を入力すれば全ての手続きが完了です。
まとめ


ANA VISA ワイドゴールドカードは以前に比べると改悪されてしまいましたが、まだまだ発行する価値があります。
ANA一般カードで、マイル2倍コース(+年6,600円)を支払って利用するよりも、ANA VISA ワイドゴールドカードの方がコスパが良いといえるでしょう。
今後もANAマイラーにオススメできる1枚なので、まだ持ってない方は検討してはいかがでしょうか。