
ANAマイルってどうやったら貯まるの?効率の良い貯め方を教えてほしいな!
今回はこういった要望に応えます。
航空会社のマイルは、飛行機に乗らないと貯まらないと思いがち。
でも、実際は色々な方法でANAマイルを貯めることができます。



飛行機に乗るよりも早く貯まる方法もあるよ!
初心者の方にとっては、どの貯め方が一番オススメな方法なのか気になるはず。
そこで、約1年半で10万マイル以上を貯めた筆者が実践してきた経験を踏まえ、オススメの方法を挙げていきたいと思います。
- 代表的なANAマイルの貯め方が分かる
- 効率の良いオススメな貯め方が分かる
ANAマイルを貯める代表的な方法


まずはANAマイルを貯める代表的な方法について紹介していきます。
一般的にANAマイルを貯める方法といえば以下の3つ。
- 飛行機に乗ってANAマイルを貯める
- クレジットカードでANAマイルを貯める
- ANAマイレージモールや特約店でANAマイルを貯める
この3つを見て特に驚きはないでしょうが、ANAマイレージや特約店で貯められるのは抜け落ちてしまいがちですね。
順番に解説していきます。
飛行機に乗ってANAマイルを貯める
飛行機に乗ってANAマイルを貯めるのは、数多くある貯め方の中でも王道といえます。
それでは飛行機に乗ることで、どのくらいのマイルを貯めることができるのでしょうか。
代表的な渡航先で貯まるマイルを、以下に一覧にしてみました。
区間 (東京発) | マイル数 (区間基本マイル) |
---|---|
大阪 | 280マイル |
札幌 | 510マイル |
沖縄 | 984マイル |
北京 | 1,313マイル |
バンコク | 2,869マイル |
ニューヨーク | 6,723マイル |
長距離区間の飛行機に乗れば、ある程度まとまったマイルが貯まることが分かりますね。
ただし一覧で記載しているのは区間基本マイル。
航空券の購入の仕方によっては、獲得マイル数が増減するので注意です。
それでは、どのくらい飛行機に乗れば特典航空券と交換できるのでしょうか。
例えば、東京-沖縄間の往復特典航空券に必要なマイル数は、14,000マイル。
東京-沖縄間の1回の搭乗で得られるマイル数は984マイルなので、計11回も飛行機に乗らないと交換することができません。
仮に東京-ニューヨーク間を往復しても13,446マイルなので、わずかに届かず…



これでは逆にお金がかかりすぎる!
しかもマイルの有効期限は3年間です。
よほど出張が多い会社員や、お金に余裕のある金持ち以外は、飛行機でマイルを貯めるのは到底厳しいものでしょう。
でも心配はいりません。筆者は1年間に1回しか飛行機に乗っていないのに、10万マイル以上貯めています。
クレジットカードでANAマイルを貯める
クレジットカードでマイルを貯めるのも、とても有名ですよね。
日々の支払いがマイルになるので、何度も飛行機に乗るよりもハードルが低いでしょう。
ANAカードであれば、マイル還元率が1%以上となるカードが多く、以下の表のように貯まります。
利用額 | マイル数 |
---|---|
50万円 | 5,000マイル |
100万円 | 10,000マイル |
200万円 | 20,000マイル |
日頃の決済をクレジットカード中心の生活に切り替えれば、あっという間に航空券をゲットできるほどのマイルが貯まりまりそうですね。
さらに、ANAカードなら入会や継続時にボーナスマイルが貰えるため、さらに爆発的にマイルを貯めることもできます。



でもやっぱり、利用額が多い人ほど有利なシステムだね
続いて、代表的なクレジットカードを3種類ピックアップします。
ANAカード
マイルが貯まるカードといえば、ANAカードが定番です。
ANAカードは「ANAマイレージクラブ」にクレジット機能が付いたカードのことで、「一般カード」「ワイドカード」「ゴールドカード」「プレミアムカード」があります。
主な特徴は以下のとおり。
- 入会時にボーナスマイルが貰える
- 継続時にボーナスマイルが貰える
- 飛行機に乗るとフライトマイルに加算
- マイル還元率が高い
- 家族でマイルを合算して利用できる
マイルが貯まる機能が満載のカードですね。



年会費以上のボーナスマイルが貰えるカードもある!
カードのグレードによって、ボーナスマイルや還元率が異なりますが、初心者の方はANAカードを1枚は持っておきたいところ。
ANAカードでおすすめなのは「ANA VISA ワイドゴールドカード」です。
アメックスカード
アメックス(アメリカン・エキスプレス)カードでもマイルを貯めることができます。
一旦アメックス独自のポイントプログラムでポイントを貯めた後に、ANAマイルへ移行するシステムになっています。
主な特徴は以下のとおりです。
- 入会キャンペーンで大量マイルが獲得できる(ANA提携カード)
- 海外旅行保険、旅行サポートが充実
- ステータス性が高い
- マイルの有効期限を実質無期限で貯められる
- 年会費はやや高め



アメックスカードなら、マイルをじっくり貯められる!
ANAとアメックスが提携しているカードで発行すべきカードは「ANAアメックスゴールド」、豪華ホテルが宿泊無料になる「SPGアメックス(スターウッドプリファードゲストアメリカン・エキスプレス)」の2つ。
特にANAアメックスゴールドは、入会キャンペーンを上手く利用すれば、一撃で2人でハワイに行けるほどのマイルを貯めることができます。
その他マイルに交換できるカード
ANAカードやアメックスカード以外でも、マイルを貯めることができるカードはあります。
アメックスカードのように、一旦他社のポイントプログラムで貯めておき、ANAマイルに交換することになります。


主な特徴は以下のとおり。
- 年会費無料のカードが利用できる
- 有効期限を引き延ばしやすい
- マイル還元率は低め
- ANAマイレージクラブに別途入会する必要あり



年会費無料のカードが利用できるものの、マイル還元率は低めだからサブカード向き!
メインカードはANAカード、サブカードに年会費無料でマイルに交換できるカードが良い組合せ。
サブカードで発行すべきカードは、「楽天カード」と「エポスカード」の2つです。
楽天カードはポイントが貯まりやすく、楽天Payとの組合せが強力。
エポスカードは、自動付帯の海外旅行保険がついているので、持っているだけで保険を適用できます。
ANAマイレージモールや特約店でANAマイルを貯める
ANAが運営しているショッピングサイト、ANAマイレージモールでは商品を購入することでマイルが貯まります。
楽天やユニクロといった、大手サイトも数多く掲載されていて、ANAマイレージモールを経由して商品を購入すれば、さらに上乗せでマイルをゲットできます。
- 楽天市場
- 楽天トラベル
- Yahoo! ショッピング
- じゃらん
- ユニクロ
- Apple公式サイト
他にも多数…
また、ANAカードであれば「ANAカードマイルプラス」というサービスを利用することで、加盟店でお買い物をする際にボーナスマイルを受け取ることも可能。
日頃の買い物に、マイルのことを意識して行動すれば、より多くのマイルを獲得できますね。
ただし、マイルの積算に数ヶ月かかるので注意しましょう。
クレカより遥かに効率が良い!? 陸マイラーとは


いよいよここからは、本題といえる内容に触れていきます。
陸マイラーとは、飛行機に乗らず(空を飛ばず)にマイルを貯める人たちのことを指します。
単に陸マイラーという言葉から思い浮かぶのは、クレジットカードの決済でマイルを貯めることでしょう。
でもクレジットカードの決済は、使えば使うほどお金を消費してしまいます。



お金をたくさん使って航空券をゲットしても得とはいえない!
そこで今回紹介するのが、お金をかけずに大量のマイルを獲得する方法。
ズバリ、「ポイントサイト」こそが、飛行機に乗らずに効率良くマイルを貯める方法です。
2021年現在、多くの陸マイラーがポイントサイトを利用してマイルを貯めています。
知っている人だけが得をするポイントサイトの解説と、ブロガーである筆者が実践している方法を解説していきます。
陸マイラー流!ANAマイルの貯め方【裏ワザ】


いよいよ陸マイラー流のANAマイルの貯め方を解説していきます。
筆者の場合は、クレジットカードやマイレージモールの利用はもちろんやっていますが、特に力を入れているのは、「ポイントサイト」と「紹介」の2つです。



「ポイントサイト」と「紹介」がピンと来ないあなたは必見!
ここまで紹介してきたマイルを貯める方法を、「マイルの貯まりやすさ」、「コストパフォーマンス」、「再現性」の3つの観点から評価して、以下の表にまとめました。
項目 | ポイント サイト | 紹介 | クレジットカード決済 | マイレージモール・特約店 | 飛行機に 乗る |
---|---|---|---|---|---|
貯まりやすさ | ◎ | ◎ | 〇 | △ | △ |
コスト | ◎ | ◎ | △ | △ | × |
再現性 | ◎ | △ | ◎ | ◎ | 〇 |
総合評価 | ◎ | 〇 | 〇 | △ | △ |
ポイントサイトが圧倒的に高パフォーマンスであることが分かります。
また、紹介が貯まりやすいとはどういうことか気になりますね。
ここからは「ポイントサイト」と「紹介」の2つについて順番に解説していきます。
ポイントサイトでANAマイルを貯める
ポイントサイトでANAマイルを貯める方法について解説していきます。
そもそもポイントサイトという言葉を知らないあなたに向けて、以下の4つに分けて順番に解説してきます。
- ポイントサイトとは何か
- ポイントをANAマイルに交換する方法
- ポイントサイトだとどのくらい貯まるか
- ポイントサイトへの登録
ポイントサイトとは何か
まずはポイントサイトとは何か解説していきましょう。
ポイントサイトは一般的にポイントを貯めてお小遣いを稼ぐ「お小遣いサイト」とも言われます。



最近流行っているポイ活(ポイントサイト活動)のことだね!
あなたは何だか怪しいと思っていませんか。
でも大丈夫です。ちゃんと仕組みが分かっていれば安心して利用できます。
それでは説明していきましょう。
ポイントサイトとは…サイトに掲載されている広告を経由して、広告主の商品購入・サービスを利用することで、ポイントが貯まる仕組みのことをいいます。


- ユーザーがポイントサイトに掲載された広告をクリックして広告主のサイトへ移動
- ユーザーは広告主のサイトから商品を購入・サービスを利用
- 広告主からポイントサイトへ広告費として報酬金が支払われる
- ポイントサイトが受け取った報酬金の一部が、ユーザーにポイントとして還元される
要するに、自分で広告をクリックしてサービスを利用して報酬を自分が受け取る、自己アフィリエイトのようなイメージです。
しかもポイントサイトを利用する会員数は、モッピーで800万人以上、ハピタスで300万人以上と、多くの方が利用しています。
怪しいサイトだったら、これほどの会員数が集まることはないでしょう。
続いて、貯まったポイントは何に交換できるのか確認しましょう。
- Amazonギフト券
- 楽天スーパーポイント
- App Store & iTunes
- Google Play
- Gポイントギフト
- nanacoギフト
- ビットコイン
- PeXポイント
- ドットマネーギフトコード
- 各種銀行/信用金庫/ゆうちょ銀行
ハピタスを例に代表的なものを挙げてみました。
あなたは気づきましたか?この中に大事なものが抜けていることに。



ANAマイルがない!
そうです、ポイント交換先には肝心のANAマイルがありません。
ではどうやってANAマイルを貯めるのでしょうか。
ポイントをANAマイルに交換する方法
ここでもハピタスを例に解説します。
ハピタスでは直接ANAマイルに交換することができません。
でも、間接的にANAマイルに交換することならできます。



つまり、色々なポイントサイトを経由して最終的にANAマイルに交換するんだね!
まずは以下の図を見てください。


「ハピタス」→「.money」→「TOKYUポイント」→「ANAマイル」へと交換していく、通称「TOKYUルート」と言われる方法です。
これなら間接的にハピタスのポイントからANAマイルに交換することができますね。
ポイントサイトだとどのくらい貯まるか
それではポイントサイトだと、どのくらいのマイルを貯めることができるのでしょうか。
ハピタスなら、年会費無料のクレジットカード1〜2枚を発行する程度で10,000ポイントを獲得することができます。
貯まった10,000ポイントをTOKYUルートに乗せれば、貯まるANAマイルはなんと7,500マイル。



マイル還元率1%のクレジットカードだと75万円の決済分!
クレジットカード75万円決済分のマイルを、たった1〜2枚のクレジットカード発行で達成できるのです。
ポイントサイトへの登録
今回はハピタスを例に紹介してきましたが、世の中にはたくさんのポイントサイトで溢れています。
初心者が始めるなら、どのサイトが良いのでしょうか。
筆者は「ハピタス」と「モッピー」の2つから始めることをオススメします。
どちらも会員数が多く、インターネット上にもたくさんの情報で溢れています。



困ったときはググれば、ほとんどの情報が手に入る!
誰でも無料で登録できるので、登録してから案件を確認してみましょう。
以下のリンクから登録すれば入会特典が貰えて、さらにお得。
・ハピタス
・モッピー
紹介でANAマイルを貯める
紹介でもANAマイルは貯まります。
何を紹介するかというと、主に以下の3つが挙げられます。
- ANAのマイ友プログラム
- ポイントサイトの友達紹介
- アメックスカードの紹介
ANAのマイ友プログラムとは、これからANAカードを作る人に友達紹介をすることで、入会者、紹介者ともにマイルがもらえるサービスです。
ANA一般カードなら入会者、紹介者の両方に500マイル、ANAゴールドカードなら2,000マイルがもらえます。
アメックスカードの紹介も、ANAのマイ友と同じような仕組みです。



SPGアメックスカードは特典が豊富で、紹介もできる!
ポイントサイトにも友達の紹介制度があります。
特に紹介者は、入会者が広告を利用する度に、一定の割合でポイントを貰えるのがメリット。
自分が紹介した人が広告を利用し続ければ、永久的にポイントがもらえます。
さて、ここであなたはこう思いませんか?



そんなにたくさんの人を紹介するのは無理じゃない?
たしかに家族や友人、職場の同僚に紹介するにも限界があります。
せいぜい数名程度といったところでしょう。
でも方法はあります。自分の周りの人以外をどんどん紹介していけば良いのです。
以下に方法を2つ紹介します。
ブログで紹介する
ブログで紹介するのは、まさに筆者が使っている手法です。
ブログで紹介する特徴は以下のとおりです。
- 継続的にマイルを貯められる
- 月に10万マイル以上獲得も可能
- 記事を書く労力がかなり必要
- 記事を書いても読まれるとは限らない
ブログは競合が多く、サイト構築には様々な知識と労力が必要です。
でも、勢いに乗ってしまえば、月10万マイル以上も夢ではありません。



放置していても自動でマイルが貯まる!
筆者も月10万マイル以上の獲得を目指して、日々ブログを書いています。
SNS(インスタやFacebook)で紹介する
SNSで紹介するのも効果的です。
特にインスタグラム(Instagram)は、画像からアプローチできるので、分かりやすい図や写真と合わせながら紹介するのが良いでしょう。
SNSで紹介する特徴は以下のとおりです。
- だれでも無料でできる
- 投稿を拡散しやすい
SNSは誰でも無料できるのがメリット。
ただし、ブログのようなサイト設計ができず、体系的に学んでもらうのは難しいですね。
SNSでファンをつけて集客し、ブログで学んでもらうのが効果的な方法ですね。
まとめ


いろいろなマイルの貯め方を紹介してきました。
飛行機やクレジットカードで貯める以外にも、ポイントサイトや紹介など、マイルを貯める方法はたくさんありますね。
どれから始めるべきか悩んだら、まずは「クレジットカード」と「ポイントサイト」からやってみましょう。
クレジットカードやポイントサイトを利用しながら数十万マイルを稼いで、最終的にはブログやSNSで発信するのが理想的な流れです。
当ブログでは、マイルに関する知識を体系的に学べるような構成になっているので、もっと詳しくなりたい方は他の記事も参考にしてください。
・ハピタス
・モッピー