
アイスランドにはシルフラというダイビング&シュノーケリングスポットがあるけど体験すべきかな?
今回はこういった疑問に答えます。
アイスランドには、世界一の透明度を誇るとも言われているダイビング&シュノーケリングスポットがあります。
その名もシルフラの泉です。
筆者は2017年の冬にシュノーケリングを体験してきました。
今回はシルフラの泉でのシュノーケリングについて、魅力や行き方、持ち物などを解説していきます。


- シルフラの泉の魅力が分かる
- シルフラの泉への行き方や持ち物、注意点などが分かる
シルフラの泉でのシュノーケリングとは


まずはアイスランドのシルフラの泉でのシュノーケリングについて、以下の項目を説明していきます。
- どんなスポット
- 誰でも楽しめるか
- アクセス
- ツアーで行くには
- 参加条件
- 必要な持ち物
- 注意点
どんなスポット
シルフラの泉は、アイスランドのシンクヴェトリル国立公園内にあるスポット。
シンクヴェトリル国立公園には『ギャウ』と呼ばれる大陸プレートの境目があり、その一部の小川こそがシルフラの泉と呼ばれています。
氷河の解け水でできていて、不純物が非常に少なく、透明度が高いことが特徴。
しかも、泉の両側の大陸プレートは年に数センチずつ広がっていて、生きている地球の様子を間近で見ることが可能です。
水温は2℃程度で、季節を問わずダイビングとシュノーケリングを楽しめます。
世界有数のダイビングスポットなので、アイスランドに行った際には見逃せない場所といえるでしょう。
誰でも楽しめるか
ダイビングはライセンスが必要なので、経験がある人しかできません。
しかし、シュノーケリングならライセンス不要なので、誰でも楽しめます。



僕もダイビングはもちろん、シュノーケリングも未経験だったけど楽しめた!
ツアーに参加して専用のドライスーツさえ着てしまえば、水の冷たさを感じることもなく、透き通った水を存分に楽しむことができます。
また、ドライスーツを着ていれば体が自然と浮くので、泳ぐのが苦手な方でも心配ありません。
アクセス
シルフラの泉はレイキャビクから車で45分程度で行くことができます。
道中は大型バスが通れるほどの整備された道なので、レンタカーでも行きやすいといえるでしょう。
ただし個人で行ったとしても、水の中に入るには現地ツアーへの参加が必須です。
ツアーで行くには
ツアーの種類は以下のように色々あるので、自分に合ったものを選びましょう。
- 現地集合のツアー
- レイキャビクからの送迎付きのツアー
- ゴールデンサークルとセットになったツアー
初めてアイスランドに行くなら、ゴールデンサークルとセットになったツアーがおすすめ。
>>レイキャビク発|ゴールデンサークルとシュノーケリング体験 (Guide to Iceland)
参加条件
いくつかの現地ツアーを調べましたが、12~14歳以上としているツアーが多いです。
また、最低限泳げるぐらいの体力が必要。
ドライスーツを着ているので自然と浮くものの、基本的に自力で泳がなければなりません。
50代ぐらいの方は多く見かけますが、体力に自信がない人は避けるほうが良いかも。
必要な持ち物
シュノーケリングでは、ドライスーツの下に着る服をちゃんと選びましょう。
保温性のあるインナーと暖かい靴下がおすすめ。
カメラについては水中でも使えるGoProなどのアクションカメラが便利。
浮き具付きの自撮り棒と組み合わせれば、水中でカメラを無くすリスクが減って、自分の記念写真も撮れますよ。
また、シュノーケリングの際には眼鏡が使えないので、コンタクトレンズを用意しましょう。
注意点
服装はタートルネックのシャツはダメみたいです。
ドライスーツからシャツがはみ出ると、水が浸入してくるとのこと。
首を覆わないような服にしましょう。
また、水に入る前にゴーグル内部に唾を吐きかけることが必要。
なぜなら唾を吐きかけることで、水中でゴーグルが曇らなくなるからです。
シュノーケリングツアーの流れ


次に、筆者が実際に参加したシュノーケリングツアーの流れを紹介していきます。
- シンクヴェトリル国立公園に集合
- 着替え
- レクチャー
- シュノーケリング開始
- ツアー終了
はじめに、シンクヴェトリル国立公園の指定された場所に集合します。


多くの車と人混みなので、自分が参加しているツアーのみんなを見失わないように。
ドライスーツへの着替えについては更衣室がありません。
かなり着づらいのですが、ガイドさんに手伝ってもらってスムーズに済ませましょう。


ガイドさんからシュノーケリングのレクチャーを受けたら、いよいよ水に入ります。



もし動画を撮るなら、水に入る前に録画を開始するように!
気温が0℃ぐらいの中、少しずつ慎重に水に入っていきます。
水に入った瞬間、
「あれ? 水の中は意外と寒くない!」
ドライスーツのおかげで、水の冷たさを完全に遮断していたのです。
決して暖かくはないですが、全然耐えれるレベルでした。


足がつかない場所であっても、フィン(足ひれ)でバランスを上手くとれば体勢を保てますね。
水中を覗くと、こんな青い世界が広がっていました。


こんなに透き通った水は初めてで、水中の奥底が見えることにただひらすら感動。
なんと晴天時には深さ150mぐらいまで見えるらしいです。
寒さを忘れて、夢中になって水中に顔を突っ込んでました。


もう少し進んでいくと、水中の深いところにダイバーたちの姿が。
大陸プレートの狭間を間近で見ているようですね。


ガイドさんの進む方向についていき、最後は指定の場所から地上へ上がります。
慣れない服装で泳いだことから、みなさん結構疲れている様子でした。


車が停まっている場所まで歩いて戻って、着替えが終わったらツアー終了です。
まとめ


世界でも最高峰の透明度を誇る、シルフラの泉を紹介してきました。
普通はゴールデンサークルツアーでギャウは見るものの、ダイビングやシュノーケリングはスルーしがち。
でもせっかくアイスランドに行くなら、より多くの自然と触れ合う機会を作るべきでしょう。
シュノーケリングなら誰でも参加できるので、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。