Ledger Nano S Plusとは?機能や価格、感想など【特典有】
Ledger Nano S Plusとはどんなハードウェアウォレットなの?
今回はこういった疑問に答えます。
Ledger Nano S Plusは仮想通貨やNFTを安全に保管できるハードウェアウォレットの1つです。
本記事ではLedger Nano S Plusの開発企業や機能・特徴、価格、筆者が実際に使ってみた感想などを紹介します。
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Ledger Nano S Plusの開発企業
Ledger Nano S Plusは、2014年に設立されたフランスのLedger社によって開発された製品です。
Ledger社はハードウェアウォレットの開発と販売を専門とする企業で、Ledger Nano S Plus以外にも、Ledger Nano XやLedger Nano S(旧型)なども発売。
そして、Ledger Nano S Plusは世界で最も人気のあるハードウェアウォレットの1つです。
Ledgerはハードウェアウォレットを調べたことのある人なら、一度は耳にしたことがあるでしょう。
Ledger Nano S Plusの機能と特徴
Ledger Nano S Plusの主な機能は以下の4つ。
- 暗号資産の保管
- 暗号資産の送受信
- 暗号資産の取引
- 暗号資産のマイニング
ハードウェアウォレットと聞くと、「暗号資産の保管」「暗号資産の送受信」のイメージが強いですが、Ledger Nano S Plusでは取引やマイニングなども行えます。
そして、Ledger Nano S Plusの主な特徴は以下の通り。
- USB接続で主にPCと接続して使用
- Androidスマートフォンとも接続可
- USBタイプなので充電がいらない
- 対応する暗号資産が多く、5500種類以上の通貨に対応
- セキュリティ性能が高い
順番に解説していきます。
USB接続で主にPCと接続して使用
Ledger Nano S PlusはUSBタイプのハードウェアウォレットなので、主にPCに接続して利用します。
USBの規格はType-C。
PCにLedger Liveというソフトをインストール後、付属のUSB-Cケーブルを使用して、Ledger Nano S Plusを接続します。
Androidスマートフォンとも接続可
Androidスマートフォンであれば、別売りのOTGケーブルなどを使用することで接続ができます。
OTGケーブルとは、Ledger Nano S PlusのUSB TypeC端子と、スマートフォンを直接接続できるケーブルです。
OTGケーブルはLedger社純正でなくても、ダイソーやセリアなどの100均でも利用可能。
残念ながらiPhoneは接続できないので、PCと繋がずに使いたい場合は、Bluetooth対応のLedger Nano Xを購入することになりますね。
USBタイプなので充電がいらない
Ledger Nano S Plusは他のハードウェアウォレットのようにバッテリーを積んでいないため充電が不要です。
思いたったらPCにすぐ繋いで、送金や受け取りができるのはメリット。
ただし、USBケーブルを忘れないように注意。
対応する暗号資産が多く、5500種類以上の通貨に対応
Ledger Nano S Plusは以下の通貨に対応しています。
- Bitcoin (BTC)
- Ethereum (ETH)
- Cardano (ADA)
- XRP (XRP)
- Monero (XMR)
- Tether (USDT)
- Binance Coin (BNB)
- Solana (SOL)
- Terra (LUNA)
- Avalanche (AVAX)
- Dogecoin (DOGE)
- Shiba Inu (SHIB)
- Polkadot (DOT)
- Avalanche (AVAX)
- Chainlink (LINK)
- Uniswap (UNI)
- SushiSwap (SUSHI)
- PancakeSwap (CAKE)
他にも多数対応していて、その数5,500種類以上。
詳しくはLedger公式サイトで確認してみてください。
セキュリティ性能が高い
Ledger Nano S Plusは欧州連合の認定機関であるCommon Criteriaが定めるセキュリティ評価の最高基準でEAL5+の評価を受けています。
EAL5+は、SafepalやD’Cent Wallet等と同じぐらいのセキュリティ性能。
Ledger Nano S Plusは使用時にPINコードを入力するので、万が一本体を紛失しても、暗号資産が盗まれるリスクは低いです。
専用ソフトのLedger Liveでは脆弱性の修正アップデートが配布されているので、常に更新を行いつつ利用するのが望ましいです。
ちなみに、Ledger Nano S PlusはEAL5+のセキュリティ性能ですが、その上のEAL6+の機種も世の中には存在します。
Tangem WalletなどはEAL6+に該当するので、興味ある方は以下の記事も読んでみてください。
筆者がLedger Nano S Plusを使ってみた感想
筆者が実際にLedger Nano S Plusを使ってみた感想は以下の通り。
- 文字の入力がしづらく操作性がイマイチ
- Ledger Liveがやや使いにくい
- 対応通貨が多いのはありがたい
順番に解説していきます。
文字の入力がしづらく操作性がイマイチ
Ledger Nano S Plusの本体にはボタンが付いていて、それを押してPINコードの入力などの操作を行います。
そして、この入力がやや面倒。
何度もボタンを連打して入力する必要があるので、操作性は悪いといえます。
Ledger Liveがやや使いにくい
PC版のLedger Liveが個人的には少々使いにくいです。
Ledger Liveを操作していると、何度もLedger Nano S Plus本体のデバイス認証を求められ、本体のボタンを同時押しする作業が割り込んできます。
また、Ledger Nano S Plusを複数台持っているときのデバイスの切り替えも分かりにくく、公式のヘルプページを見ないと初見では難しいです。
直感的に扱えないのはマイナスポイントですね。
対応通貨が多いのはありがたい
使いにくい不満はあるものの、やはり対応通貨が豊富なのは魅力的。
Ledger Nano S Plusは有名なウォレットなだけあって、他のウォレットでは対応していない通貨でも、結構入れられます。
私は使いにくいことは承知の上で、どうしても入れたい通貨があったので、Ledger Nano S Plusを購入しました。
Ledger Nano S Plus購入で10ドル貰える
Ledger Nano S Plusの価格は公式サイトから購入するとで13,499円。(2023/9/19時点)
数あるハードウェアウォレットの中では比較的安いほうですね。
Amazonでも購入できますが、最も安全なのは公式サイトから買うことです。
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