D’CENT Walletとは?機能や価格、感想【安く買う方法】
D’CENT Wallet(ディセントウォレット)ってどんなハードウェアウォレット?
今回はこういった疑問に答えます。
暗号資産を安全に保管できて、SNSでは比較的使いやすいと評判のD’Cent Wallet(ディセントウォレット)。
当記事ではD’Cent Walletの機能や価格、注意点、筆者が実際に使ってみた感想などを解説していきます。
- 万が一故障しても、もう1個で復元できる!
- 別々の場所に保管すれば、盗難・災害時のリスクを低減
- まずは試しに買ってみたい方に
将来に不安を感じて資産の避難先を探していたところ、暗号資産の時代が到来することを確信。短期の売利益よりも、10年先を見据えた中長期の資産運用・保全を重視。当ブログでは暗号資産をはじめ、資産を守るために今やるべきことを紹介しています。
D’CENT Walletの開発企業
D’CENT Walletは、2017年に設立された韓国のIoTrust社によって開発されています。
D’CENTは世界220か国で使用されていて、利用者数は20万人以上。
ハードウェアウォレット業界の中でも、その存在感は年々増しているといえるでしょう。
D’CENT Walletの主な機能と特徴
次にD’CENT Walletの主な機能と特徴について解説します。
D’CENT Walletは他の多くのハードウェアウォレットと同様、仮想通貨とNFTをインターネットから切り離して安全に保管できます。
その他にも以下のような機能があります。
- ウォレット内でスワップができる
- 豊富な種類の暗号資産に対応
- セキュリティ性能が高い
順番に解説していきます。
ウォレット内でスワップができる
ある仮想通貨を別の通貨に交換(スワップ)する際には、国内・海外の取引所に一旦送金してから、USDTに変えたりと面倒な手順が必須だと思い込んでませんか?
ですがD’CENT Walletがあれば、そんな手順を踏む必要はありません。
専用アプリでBTC→ETHなどへ直接交換ができます。
手順も簡単で、かかる時間は数分程度。
急いで仮想通貨を交換したい際に、サクッと変えられるのは非常に便利です。
豊富な種類の暗号資産に対応
D’CENT Walletは非常に多くの仮想通貨に対応しています。
- Bitcoin(BTC)
- Ethereum(ETH)
- Tether(USDT)
- Binance Coin(BNB)
- USD Coin(USDC)
- XRP(XRP)
- Cardano(ADA)
- Solana(SOL)
- Terra(LUNA)
- Avalanche(AVAX)
- Dogecoin(DOGE)
- Shiba Inu(SHIB)
- Polkadot(DOT)
- Cosmos(ATOM)
他にも多数
挙げだしたらキリがないのでここまでにしますが、D’CENT Walletの対応通貨数は3000以上。
マイナーなトークンにも結構対応していて、筆者はあるマイナーなトークンを入れたくてD’CENT Walletを購入した経緯があります。
セキュリティ性能が高い
D’CENT Walletは欧州連合の認定機関であるCommon Criteriaが定めるセキュリティ評価の最高基準でEAL5+の評価を受けています。
EAL5+は、SafepalやLedger Nano S Plus等と同じぐらいのセキュリティ性能。
また、D’CENT Walletには指紋認証機能が備わっています。
万が一紛失して誰かが拾っても、指紋認証機能があるので、大事な資産を盗まれる心配がありません。
D’CENT Walletの注意点
D’CENT Walletの注意点は以下の通り。
主にファームウェアのアップデートが絡む部分となります。
- アップデートの頻度が高い
- iPhoneユーザーはPCが必要
- MicroUSBケーブルが必要
順番に解説していきます。
アップデートの頻度が高い
D’CENT Walletは機能改善が頻繁に行われる反面、ファームウェアのアップデートの頻度が高い印象。
セキュリティを常に最新版にしておくためにも、機器のアップデートは重要です。
面倒ではありますが、ちゃんと行いましょう。
iPhoneユーザーはPCが必要
ファームウェアを更新するにあたり、できる方法は以下の2通り。
- D’CENT WalletとPCを接続
- D’CENT WalletとAndroidスマートフォンを接続
残念ながらD’CENT WalletとiPhoneを接続しての更新はできません。
iPhoneユーザーの方はPCを用意するか、Androidスマートフォンを購入しましょう。
MicroUSBケーブルが必要
D’CENT Walletの機器の接続端子はMicroUSBです。
最近はType-Cが主流になりつつあるので、D’CENT WalletのためだけにMicroUSBを持っておくのは気が引けるところ。
変換アダプターを1個持っておくと便利ですね。
筆者がD’CENT Walletを使ってみた感想
筆者が実際にD’CENT Walletを使った印象は以下の通りです。
- とにかく使いやすい
- 一部通貨はステーキングにも対応
- ファームウェアアップデートはやや面倒
順番に解説していきます。
とにかく使いやすい
D’CENT Walletは機器のロックを指紋認証で解除後、スマートフォンとBluetooth接続するだけで、簡単に暗号資産を送金できます。
暗号資産を受け取る際も、UIが優れていてアドレスをすぐに表示できます。
PC接続が必要なLedgerと比較すると、D’CENT Walletのほうが断然使いやすくて気に入ってます。
ただし、個人的にはTangemのほうがさらに使いやすいです。
一部通貨はステーキングにも対応
D’CENT Walletは一部の仮想通貨をウォレットに入れたままステーキング報酬を受け取ることが可能です。
私の場合は、Hedera Hashgraph(HBAR)をD’CENT Walletに入れたままHashPackというウォレットに接続して運用しています。
安全に資産を増やせるのは有難いですね。
ファームウェアアップデートはやや面倒
やっぱり本体のファームウェアアップデートは面倒です。
いつもPCと接続していますが、本体がそれほど頑丈な造りではないため、コネクタ部分が壊れないか心配。
PC側にアップデート用の専用ソフトウェアをインストールしたり、特定のページから更新しないといけないのは手間に感じます。
D’CENT Walletの価格
D’CENT Walletの価格は以下の通りです。(2024/7/9時点)
商品 | 通常価格 | 当サイト紹介価格 |
---|---|---|
Biometric Wallet 1個 | 109ドル | |
Biometric Wallet 2個セット | 189ドル |
公式サイトから直接購入するよりも、当サイトを経由して買ったほうが10ドル安いです。
当サイトを経由して買った場合、1個で17,524円、2個セットで30,386円となります。(1ドル160.77円)
その他、購入時に送料と関税がかかります。
万が一の故障を考慮すると、2個セットを買うのがオススメです。
もし購入される際は以下のリンクよりご購入ください。
- 万が一故障しても、もう1個で復元できる!
- 別々の場所に保管すれば、盗難・災害時のリスクを低減
- まずは試しに買ってみたい方に
まとめ
今回はD’CENT Walletについて解説してきました。
ファームウェアのアップデートがやや面倒ですが、普段使いとしては非常に優秀。
対応通貨も多く、私のメインウォレットとして活躍してます。
もし購入する場合は、万が一のリスクに備えて最低2個は持っておきたいところですね。